幼なじみが天然無自覚すぎて困ってます。

幼なじみからの…嫉妬?




「ふふふっ、いい香り〜〜っ!」



新とのデート、楽しかったなぁ〜…!

プレゼントも喜んでもらえたし、大成功!


新からもらった香水をつけながら、昨日のことを思い出す

………新ってやっぱりカッコいいよなぁ……



「雫〜〜〜そろそろ学校行く時間よ。早く下に降りて来なさい〜」



「はーいっ」



中間テストが終わって、私と新の誕生日も終わってひと段落着いたなぁ……

楽しかった時間ってあっという間に終わっちゃうな…



「ねぇ、雫」



「なぁに、お母さん」



「塾、行ってみない?」



「………え?」



じゅ、く?


私、赤点なかったよね、そこまで悪くなかったと思うけど………



「……何で?」



「だって雫、ずっと新くんに頼りっぱなしじゃない。
少しは自分で何とかしないと、新くんにそろそろ飽きられちゃうわよ」



………確かに!!!!やばい、私、新に頼りっぱなし……!


ど、どうしよう、新に幻滅されちゃう……!!



「お、お母さん………私、塾行く…」


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