丸重城の人々~後編~
柚希(でも待てよ!みんなで乗るんだから、そんなに怖がることないじゃん!私のバカ!!)
大翔「柚!!?」
柚希「は、はい!」
中也「やっぱ、怖いんだろ?」
玄「止める?」
柚希「いや、大丈夫でございますよ」
響子「は?」
将大「柚希ちゃん、言葉が変……」
柚希「いや、大丈夫です!一人じゃないし!」
泰成「だったらいいけどよ」
流風「一番上に行ったら、戻れないよ?」
英里「そうよ。今のうちに戻るなら、戻った方が……」
柚希「ほんとに大丈夫。
川下りくらい、ドンと来いよ!ね?大翔くん!」
大翔「お、おぅ…」
篤子「大翔“くん”?」
文乃「柚姫が、壊れた…」
恵麻「まぁ、柚姫はみんなで囲むように乗せればいいんじゃないすか?」
そんなこんなで、出発地点に着いた。
一番前が一番怖くないとの事で、柚姫と響子、大翔と将大、英里と篤子、中也と玄、文乃と恵麻、泰成と流風の二列に並び乗り込んだ。
従業員「じゃあ、押します!
準備はいいですか?」
響子「柚希?いい?」
柚希「ちょっと、待った!」
大翔「大丈夫かよ!?」
柚希「響ちゃん、手を握っていい?」
響子「うん」
響子の手を握りしめる。
柚希「OKです」
従業員「押しまーす!」
グッと押し出され、物凄い勢いで滑り下りたのだった。
急降下したボートはあっという間に滑り降り、終着地点に着いた。
中也「結構スリル、あったな!」
篤子「凄かった!」
英里「あっという間に下りましたね」
将大「ほら、響子!下りるぞ!」
大翔「柚も!」
玄「どうしたの?二人」
文乃「響子?柚姫?」
恵麻「響子さん?柚姫ー?」
泰成「なんか、固まってる…」
従業員「すみません、下りてください」
柚希は放心状態で、響子の雰囲気が黒い。
流風「ねぇ…この感じ、ヤバくない?」
響子「おい!お前!」
従業員「はい?」
響子「こえーじゃん!!
一番前は怖くないんじゃなかったのかよ!?」
大翔「柚!!?」
柚希「は、はい!」
中也「やっぱ、怖いんだろ?」
玄「止める?」
柚希「いや、大丈夫でございますよ」
響子「は?」
将大「柚希ちゃん、言葉が変……」
柚希「いや、大丈夫です!一人じゃないし!」
泰成「だったらいいけどよ」
流風「一番上に行ったら、戻れないよ?」
英里「そうよ。今のうちに戻るなら、戻った方が……」
柚希「ほんとに大丈夫。
川下りくらい、ドンと来いよ!ね?大翔くん!」
大翔「お、おぅ…」
篤子「大翔“くん”?」
文乃「柚姫が、壊れた…」
恵麻「まぁ、柚姫はみんなで囲むように乗せればいいんじゃないすか?」
そんなこんなで、出発地点に着いた。
一番前が一番怖くないとの事で、柚姫と響子、大翔と将大、英里と篤子、中也と玄、文乃と恵麻、泰成と流風の二列に並び乗り込んだ。
従業員「じゃあ、押します!
準備はいいですか?」
響子「柚希?いい?」
柚希「ちょっと、待った!」
大翔「大丈夫かよ!?」
柚希「響ちゃん、手を握っていい?」
響子「うん」
響子の手を握りしめる。
柚希「OKです」
従業員「押しまーす!」
グッと押し出され、物凄い勢いで滑り下りたのだった。
急降下したボートはあっという間に滑り降り、終着地点に着いた。
中也「結構スリル、あったな!」
篤子「凄かった!」
英里「あっという間に下りましたね」
将大「ほら、響子!下りるぞ!」
大翔「柚も!」
玄「どうしたの?二人」
文乃「響子?柚姫?」
恵麻「響子さん?柚姫ー?」
泰成「なんか、固まってる…」
従業員「すみません、下りてください」
柚希は放心状態で、響子の雰囲気が黒い。
流風「ねぇ…この感じ、ヤバくない?」
響子「おい!お前!」
従業員「はい?」
響子「こえーじゃん!!
一番前は怖くないんじゃなかったのかよ!?」