丸重城の人々~後編~
一原・岸元「え?」

将大「大翔、中也、玄は、毒蜘蛛の総長と幹部だよ!」
一原「マジで!!?」
岸元「スゲー!!」
一原「俺達を、仲間にしてください!」
岸元「お願いします!!」

中也「……っつっても、俺等もう機能はしてねぇよ」
玄「仲間で飲んだりするくらいしか!」
一原「それでもいいんです!」
岸元「舎弟とかで構わないので!」
響子「可愛いじゃん!仲良くしてあげたら?」
英里「そうですよ!たまに、一緒に遊ぶとか!」
中也「でも、面倒くさい!」
玄「だよね~」

一原・岸元「お願いします!!」
将大「どっちにしても、大翔が納得しないと無理だろ?」
響子「そうね。
………って、大は?」
英里「柚希もいない」
広子「柚希ちゃんを連れて部屋に行ったわよ!」
宗一郎「かなり、大翔は嫉妬してたからね!
柚ちゃん、可哀想」
広子「だったら、あんな挑発しないの!!」
宗一郎「だってぇ、柚ちゃんが抱きついてきたんだよ?もう…無理だよね?」
広子「アンタ、バカ!!?」

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柚希は今、大翔にベットに縫い付けられるように組み敷かれていた。
大翔「柚」
柚希「な、何?」
大翔「楽しい?俺を嫉妬させて」
柚希「大翔がゴキブリなんて言うのが悪いんだよ!」
大翔「それは、俺が悪かったよ?だからって、じじぃにあんなに抱きつくことないだろ?」
柚希「ごめんね…嬉しかったから、つい……」

大翔「とりあえず、柚が俺のモノって実感させてよ」
そう言って、柚希の口唇を塞いだ大翔。
そのまま二人は、愛し合い果てた。
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