丸重城の人々~後編~
男1「なんだ?お前!」
流風「お前こそ、なんなの?
見てわかんない?ここの客、みんな迷惑してんだけど?」
男1「お前に関係ねぇだろ?」
流風「関係あるし!せっかく飲んでたのに、お前のせいで全く楽しめなかった。ほんとは代金なんか払わずにここを出たいくらい、気分がわりぃ…!
それに!今お前が声かけたこの子は、俺達の姫。
益々、気分がわりぃ!」
男1「あ?俺に、説教すんな!
どう見ても、年下だよな?お前」
流風の胸ぐらを掴む、男。
特に何の反応も示さず、見据える流風。
流風「じゃあ、お前は年上のクセにこの状況見て、誰のせいでこんな雰囲気になってるかわかんないの?」
柚希は震えながら、大翔に抱きついていた。
ほんとは先に外に出たいが、一人ではとてもじゃないがいれない。
しかたなく、大翔にしがみつき“早く終われ”と何度も心の中で願っていた。
大翔「あのさ!」
男1「あ?」
大翔「もう…限界なんだけど?」
男1「は?」
大翔「柚の震え」
男1「何が?」
大翔「てか“コレ”のダチの奴等さぁ!
早くコレを外に出してよ!お前等の中の一人会計にいりゃあいいじゃん!
みんな迷惑してんだから、ダチのお前等が責任もてよ!」
男2「あ、わりぃ。
ほら、先出るぞ!」
男1「は?俺はこの子と━━━━━━」
大翔「あともう一つ!」
出ていこうとする男達に話しかける。
男1・2「は?」
大翔「もし、コレが俺の柚に触ったら問答無用で半殺しだから!」
男1「さっきから失礼だぞ!お前!
女の前でいい顔したいんだろうけど、全然だし!」
男2「行くぞ!!」
男2に引っ張られ、外に出ていった男だった。
流風「お前こそ、なんなの?
見てわかんない?ここの客、みんな迷惑してんだけど?」
男1「お前に関係ねぇだろ?」
流風「関係あるし!せっかく飲んでたのに、お前のせいで全く楽しめなかった。ほんとは代金なんか払わずにここを出たいくらい、気分がわりぃ…!
それに!今お前が声かけたこの子は、俺達の姫。
益々、気分がわりぃ!」
男1「あ?俺に、説教すんな!
どう見ても、年下だよな?お前」
流風の胸ぐらを掴む、男。
特に何の反応も示さず、見据える流風。
流風「じゃあ、お前は年上のクセにこの状況見て、誰のせいでこんな雰囲気になってるかわかんないの?」
柚希は震えながら、大翔に抱きついていた。
ほんとは先に外に出たいが、一人ではとてもじゃないがいれない。
しかたなく、大翔にしがみつき“早く終われ”と何度も心の中で願っていた。
大翔「あのさ!」
男1「あ?」
大翔「もう…限界なんだけど?」
男1「は?」
大翔「柚の震え」
男1「何が?」
大翔「てか“コレ”のダチの奴等さぁ!
早くコレを外に出してよ!お前等の中の一人会計にいりゃあいいじゃん!
みんな迷惑してんだから、ダチのお前等が責任もてよ!」
男2「あ、わりぃ。
ほら、先出るぞ!」
男1「は?俺はこの子と━━━━━━」
大翔「あともう一つ!」
出ていこうとする男達に話しかける。
男1・2「は?」
大翔「もし、コレが俺の柚に触ったら問答無用で半殺しだから!」
男1「さっきから失礼だぞ!お前!
女の前でいい顔したいんだろうけど、全然だし!」
男2「行くぞ!!」
男2に引っ張られ、外に出ていった男だった。