丸重城の人々~後編~
徳力「お前が、大瀬 大翔?」
大翔「だったら?」
徳力「あの子は、本当に病気?」
大翔「は?」
徳力「あの目は、対人恐怖症なんかじゃない」
大翔「それはお前が脅したからだろ?
どうせ、俺や丸重の奴等を殺すみたいなことでも言ったんだろ?」
中也「それは柚希にとっては、怒りのスイッチみたいなもんだ」
玄「姫は昔からそうだよ。
大切な人が傷つくと、途端に立ち向かっていくんだ。
身体がどんなに震えてても、絶対に逃げない!」
泰成「たぶん、その時だけは心と身体がバラバラになるじゃねぇかな?
心は強く立ち向かって、でも身体は恐怖で震える。
ただ、守りたい一心で!」
流風「きっと姫は、そこが地獄でも……
大切な人達を守る為なら、喜んで飛び込むよ!」
徳力「フフ…あの子、何て言ったと思う?
俺が丸重城のみんなを傷つけられたくなかったら、相手をしろって言ったんだ。俺を大翔と思えばいいだろ?って」
大翔「は?」
柚希『貴方は大翔じゃない……
大翔はこんなことしない……
私を抱きたいなら好きにして……
終わったら、大翔にいっぱい抱いてもらうから!
一晩中、壊れるくらいに……
そしてもし…丸重城のみんなに手を出したら、私が許さない!!』
徳力「………ってさ!」
将大「それが、毒蜘蛛の姫だ!
柚希ちゃんは、今ここで拳銃を突きつけられてもある意味……びくともしないだろうな……!」
大翔「お前、俺達を仲間にしたいんだろ?」
徳力「あぁ」
大翔「いいよ!仲間になっても!」
大翔「だったら?」
徳力「あの子は、本当に病気?」
大翔「は?」
徳力「あの目は、対人恐怖症なんかじゃない」
大翔「それはお前が脅したからだろ?
どうせ、俺や丸重の奴等を殺すみたいなことでも言ったんだろ?」
中也「それは柚希にとっては、怒りのスイッチみたいなもんだ」
玄「姫は昔からそうだよ。
大切な人が傷つくと、途端に立ち向かっていくんだ。
身体がどんなに震えてても、絶対に逃げない!」
泰成「たぶん、その時だけは心と身体がバラバラになるじゃねぇかな?
心は強く立ち向かって、でも身体は恐怖で震える。
ただ、守りたい一心で!」
流風「きっと姫は、そこが地獄でも……
大切な人達を守る為なら、喜んで飛び込むよ!」
徳力「フフ…あの子、何て言ったと思う?
俺が丸重城のみんなを傷つけられたくなかったら、相手をしろって言ったんだ。俺を大翔と思えばいいだろ?って」
大翔「は?」
柚希『貴方は大翔じゃない……
大翔はこんなことしない……
私を抱きたいなら好きにして……
終わったら、大翔にいっぱい抱いてもらうから!
一晩中、壊れるくらいに……
そしてもし…丸重城のみんなに手を出したら、私が許さない!!』
徳力「………ってさ!」
将大「それが、毒蜘蛛の姫だ!
柚希ちゃんは、今ここで拳銃を突きつけられてもある意味……びくともしないだろうな……!」
大翔「お前、俺達を仲間にしたいんだろ?」
徳力「あぁ」
大翔「いいよ!仲間になっても!」