丸重城の人々~後編~
柚希「どうして…そんなこと言うの?
“一緒に”克服しよって言ってくれたじゃない?」
大翔「じゃあ…なんで、指切りなんかしたの?」
柚希「だからそれは、克服する為に!」
大翔「俺は、許可してない!
俺以外の男に触れさせるなんて……
言ったよな?極端なことすんなって!
なんで、急にハードルあげるようなことすんの?
克服したいなら、まずは女に慣れてからだろ?
それならわかるが、急に男なんて……あり得ない!」
柚希「ごめんね…そうだよね……」
将大「とりあえず、帰るぞ!
おい!そこのガキ!」
信貴「はい!」
将大「柚希ちゃんと仲良くなりたいなら、時間が必要だ。
ここにいる俺達でさえ、凄い時間をかけてきたんだ。
だからおとなしく待ってろ!」
信貴「わかりました!」
将大の言葉に、信貴が答えた。
将大の別荘に帰ってきた一行。
柚希「みんな、ごめんなさい!」
将大「もういいよ!
柚希ちゃんの、気持ちもわからなくもないしな!」
柚希「中也くん」
中也「え?」
柚希「ちょっと、いいかな?」
中也「うん…」
中也と共に少しみんなの輪から外れた柚希。
中也「何?」
柚希「中也くん、私…もう中也くんの傍にいない方がいいかな?」
中也「は?なんで!?」
柚希「私といたら、中也くんを傷つけるだけでしょ?
私、これ以上…中也くんを傷つけたくない!」
中也「じゃあ…どうすんの…?」
柚希「大翔に相談して、丸重城出ていこうかなって!
私、みんなのことも負担かけてるし……
私のせいで、色んなこと我慢させてる。
ほんとはね、ずっと前から考えてたの。
でも、みんなでいると楽しくて…つい、後まわしにしてたの」
中也「ふざんなよ!!?」
ガン━━━━━!!!
“一緒に”克服しよって言ってくれたじゃない?」
大翔「じゃあ…なんで、指切りなんかしたの?」
柚希「だからそれは、克服する為に!」
大翔「俺は、許可してない!
俺以外の男に触れさせるなんて……
言ったよな?極端なことすんなって!
なんで、急にハードルあげるようなことすんの?
克服したいなら、まずは女に慣れてからだろ?
それならわかるが、急に男なんて……あり得ない!」
柚希「ごめんね…そうだよね……」
将大「とりあえず、帰るぞ!
おい!そこのガキ!」
信貴「はい!」
将大「柚希ちゃんと仲良くなりたいなら、時間が必要だ。
ここにいる俺達でさえ、凄い時間をかけてきたんだ。
だからおとなしく待ってろ!」
信貴「わかりました!」
将大の言葉に、信貴が答えた。
将大の別荘に帰ってきた一行。
柚希「みんな、ごめんなさい!」
将大「もういいよ!
柚希ちゃんの、気持ちもわからなくもないしな!」
柚希「中也くん」
中也「え?」
柚希「ちょっと、いいかな?」
中也「うん…」
中也と共に少しみんなの輪から外れた柚希。
中也「何?」
柚希「中也くん、私…もう中也くんの傍にいない方がいいかな?」
中也「は?なんで!?」
柚希「私といたら、中也くんを傷つけるだけでしょ?
私、これ以上…中也くんを傷つけたくない!」
中也「じゃあ…どうすんの…?」
柚希「大翔に相談して、丸重城出ていこうかなって!
私、みんなのことも負担かけてるし……
私のせいで、色んなこと我慢させてる。
ほんとはね、ずっと前から考えてたの。
でも、みんなでいると楽しくて…つい、後まわしにしてたの」
中也「ふざんなよ!!?」
ガン━━━━━!!!