春なんて来なければいいのに、な。



「はぁっ、はっ。」


体の力が抜けて、
思わずペタンと座り込みそうになった。


「っぶね。」

「あ、ありがと‥。」











咄嗟に支えてくれた夜絃のおかげで、
倒れなかった。



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