再会は涙色  ~元カレとの想い溢れる一夜からはじまる物語~
自分に何ができるかを考えて・・・


ただ麻衣のそばに居て、支えて守ることが自分にできる唯一のことだと自分に言い聞かせてから部屋に戻った。

そして・・・穏やかに微笑みながら幸せだと稜真に言う麻衣。

その言葉に嘘はないとわかった稜真は、理久に真実を言うことをやめた。


何かあればなんだってする。

麻衣の為ならばなんだってする。

でも、この想いは言わない。
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