再会は涙色 ~元カレとの想い溢れる一夜からはじまる物語~
「厳しい状況です。まずは意識が戻ることを願いましょう。」
厳しい表情の医師。
「何があるかわからない危険な状態です。県外にお住いのご家族も呼んだほうがいいと思います。」
「・・・」
医師の説明が終わり、救急救命室から、病室にうつる麻衣の姿を見て、稜真は泣きそうになった。
「麻衣っ!!」
頭に包帯を巻かれ、顔色は青白い。
体中を管につながれている麻衣。
華奢な体がストレッチャーの上ではさらに小さく見える。
「麻衣・・・」
稜真の呼びかけにも全く反応しない麻衣。
なんでだよ・・・なんでなんだよ・・・
厳しい表情の医師。
「何があるかわからない危険な状態です。県外にお住いのご家族も呼んだほうがいいと思います。」
「・・・」
医師の説明が終わり、救急救命室から、病室にうつる麻衣の姿を見て、稜真は泣きそうになった。
「麻衣っ!!」
頭に包帯を巻かれ、顔色は青白い。
体中を管につながれている麻衣。
華奢な体がストレッチャーの上ではさらに小さく見える。
「麻衣・・・」
稜真の呼びかけにも全く反応しない麻衣。
なんでだよ・・・なんでなんだよ・・・