再会は涙色 ~元カレとの想い溢れる一夜からはじまる物語~
温めなおしたミルクを理久に渡すと、理久は抱いている娘の口に哺乳瓶をあてた。
「飲んだー。」
ぐずっていた娘が必死にミルクを飲む姿に、理久は安心した表情になる。
「じゃ、私戻るね。」
「了解。こっちは任せろ!」
とはいってもすぐにまた呼ばれるだろうと思いながら麻衣は理久と娘に手を振って、隣の部屋に戻った。
そこは改装して作った、稜真と麻衣の仕事部屋だ。
麻衣が出産をするタイミングで、稜真は会社を辞めた。
やっぱり仕事のパートナーは麻衣しかいないと、麻衣と一緒に会社を立ち上げた。
いちから始めた二人の会社を理久の会社も全面的にサポートしていて、徐々に顧客も仕事も増えている。
「飲んだー。」
ぐずっていた娘が必死にミルクを飲む姿に、理久は安心した表情になる。
「じゃ、私戻るね。」
「了解。こっちは任せろ!」
とはいってもすぐにまた呼ばれるだろうと思いながら麻衣は理久と娘に手を振って、隣の部屋に戻った。
そこは改装して作った、稜真と麻衣の仕事部屋だ。
麻衣が出産をするタイミングで、稜真は会社を辞めた。
やっぱり仕事のパートナーは麻衣しかいないと、麻衣と一緒に会社を立ち上げた。
いちから始めた二人の会社を理久の会社も全面的にサポートしていて、徐々に顧客も仕事も増えている。