再会は涙色 ~元カレとの想い溢れる一夜からはじまる物語~
「何?」
じっと鏡越しに見つめていることに気が付いた麻衣が、手をとめて俺の方を見る。
「どうしたの?」
「何でもない。」
「そう?」
俺の返事にもう一度、手を動かし始める麻衣。
「幸せだな」
「それはよかった」
クールに返事をする彼女の耳が真っ赤になる。
「照れるなよ」
「照れてません。」
「耳、真っ赤だぞ?」
「うるさいー。集中しないと、歌詞間違えるわよ」
これから控えている大きな舞台。
じっと鏡越しに見つめていることに気が付いた麻衣が、手をとめて俺の方を見る。
「どうしたの?」
「何でもない。」
「そう?」
俺の返事にもう一度、手を動かし始める麻衣。
「幸せだな」
「それはよかった」
クールに返事をする彼女の耳が真っ赤になる。
「照れるなよ」
「照れてません。」
「耳、真っ赤だぞ?」
「うるさいー。集中しないと、歌詞間違えるわよ」
これから控えている大きな舞台。