甘いキミに、一生愛されたい。
「……奈結、風呂入ってきていいよ」

「あ、夜毎……」

「あと、奈結」

「なぁに?」

「俺、もう幼なじみってだけでいいから、好きなんていらないから、側にいさせて」

「へっ?な、なに言ってるの?」

「え?」

「私、本当に、夜毎のことっ……す、好きだよ……?」

 恥ずかしくて目が半目開きになってしまい、顔がものすごく赤くなっていることが自分ながらわかった。

「さっきも、好きって言おうとしたもんっ……!夜毎が、話しを遮ったんでしょっ……?」

 やだやだ、もうただの幼なじみになんて戻りたくないよっ……?

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