甘いキミに、一生愛されたい。
 !!

 いま、俺は全てを理解した。

 なにか勘違いして、俺は、空回りして、ネガディブなことばっかり考えていたんだ。

 一瞬、本気で頭の中が真っ白くなった。

「……俺、1人でなんか勘違いしてたっ……?」

「そうだよ!なにがあったのかしらないけど、この前と同じで夜毎、なんかおかしかったんだよ!!」

「……ごめん、奈結……熱のせい、にしたら悪いかもしれないけど、本当に心も弱ってたんだよ。っていうか、奈結のことになると、どうしようもなくなって……」

 どうか、許してもらいたい。

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