甘いキミに、一生愛されたい。
「ふふっ、本当だ、顔真っ赤だね」
「っ……!」
またそんな調子でっ……!!
ドキドキしながらも、ちょっと幼い可愛い部分もある夜毎と共に、学校に向かう。
*
「いってらっしゃいませ」
「い、いってきます!」
「いっきます」
「あの、執事さん、ありがとうございました!!」
「いいえ、こちらこそ」
「い、いいえっ……!!」
執事さん、私に対しては、女嫌い、平気になってくれたのかなぁ……?
それとも、私は、女としてすら見られてなかったりしちゃって……!?
そ、それはさすがに、ない……ことを願ってよう!
そんなことを思いながら、今日も学校生活が始まる。
*
お昼休み、屋上に呼び出された。
そして、夜毎は夜毎のお母さんから電話がきたらしく、いまはそれに対応中だ。
「あ、あの、ぼ、僕と、付き合ってくださ——」
「ありがとうございます。でも、ごめんなさい。私には好きな人がいるので」
ううっ……いい気がしない……。
だからと言って、付き合うまでするなんてことはできないけれど……。
や、やっぱりみんな誰かと勘違いしてるんじゃないかなぁ……?
……いつになったら、このたくさんの告白は終わるのだろうかっ……。
「……すみませんでした!!」
いま告白してくれた男の子は、そう言って去っていってしまった。
「わ、悪いことは、なんにもしてないんだけどなぁ……」
そんな独り言を呟く。
「っ……!」
またそんな調子でっ……!!
ドキドキしながらも、ちょっと幼い可愛い部分もある夜毎と共に、学校に向かう。
*
「いってらっしゃいませ」
「い、いってきます!」
「いっきます」
「あの、執事さん、ありがとうございました!!」
「いいえ、こちらこそ」
「い、いいえっ……!!」
執事さん、私に対しては、女嫌い、平気になってくれたのかなぁ……?
それとも、私は、女としてすら見られてなかったりしちゃって……!?
そ、それはさすがに、ない……ことを願ってよう!
そんなことを思いながら、今日も学校生活が始まる。
*
お昼休み、屋上に呼び出された。
そして、夜毎は夜毎のお母さんから電話がきたらしく、いまはそれに対応中だ。
「あ、あの、ぼ、僕と、付き合ってくださ——」
「ありがとうございます。でも、ごめんなさい。私には好きな人がいるので」
ううっ……いい気がしない……。
だからと言って、付き合うまでするなんてことはできないけれど……。
や、やっぱりみんな誰かと勘違いしてるんじゃないかなぁ……?
……いつになったら、このたくさんの告白は終わるのだろうかっ……。
「……すみませんでした!!」
いま告白してくれた男の子は、そう言って去っていってしまった。
「わ、悪いことは、なんにもしてないんだけどなぁ……」
そんな独り言を呟く。