甘いキミに、一生愛されたい。
「よ、夜毎っ……」

 半目開きの上に上目遣いとか、ズルすぎるだろ……。

「それ、反則だから」

「ふぇ?は、はんしょくぅ……?」

 その瞬間、俺の中でなにかがプツッと切れたような音がした。

「え?それマジでだめ」

「へっ?」

 どうやら、理性が終わったらしい。

「ごめん、お前マジ可愛すぎ」

「ええっ!?」

「ヤバい、もう本当に……」

 見てるだけでも……。はぁ……。

「あー……お腹すいた、なんか食べよ」

「う、うんっ……!」

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