甘いキミに、一生愛されたい。
 ベッドに奈結を寝かせると俺の腕をぎゅっと掴んでくる。

「いっちゃやぁ……」

「っ……わかったよ……」

 今日だけ、今日だけだ。

 そう思い、奈結の隣に寝転がる。

「んむっ……夜毎……しゅき……」

ぎゅうっ。

「っ……!」

 薄々わかっていたような気がしたが、ヤバいなこれ……。

 ってか、す、好きって言われた!?

 や、やばい……。

 ……幼なじみとしてでも、嬉しい……じゃだめなのになぁ……。

< 34 / 168 >

この作品をシェア

pagetop