甘いキミに、一生愛されたい。
 恥ずかしくなって、鼻を慌てて隠す。

 わ、私、意識しちゃってたのかなぁ……。

「あれ?意識してることすら鈍感でわからなかったかぁ……可愛いな」

「っ……」

 そ、そういえば、一緒に今日も寝てくれたんだよなぁ……。

 ふふっ、それに関しては、すごく嬉しかったなぁ。

 そんなことを思っていると、ぎゅっと夜毎に抱き寄せられた。

 ば、バックハグだっ……!

「ドキドキしてる?」

「し、してるっ……夜毎は……?」

「ふふっ、してるよ」

 密着している部分から、微かに夜毎の鼓動が伝わってくる。

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