初カレはヤンデレすぎる束縛彼氏
学校に着いて、掲示板に張り出されたクラス表で自分の名前を確認する。
「あ」
私は1組で、蓮は3組だった。
小学校も中学校もクラス替えがなかったから
別々になったのはこれが初めてだった。
「離れちゃったね…」
しゅん、と肩を落とすと蓮が頭をポンポンと慰めるように撫でる。
「休み時間、会いに行くから」
両手で顔を挟んで目を合わせて至近距離で蓮がニコッと笑う。
私が落ち込んでいるときにいつもやる仕草だった。
それにホッとする自分がいる。
「はっ!」
しかし周りがザワザワしだして、注目を浴びていることに気づく。
そうだ、ここは学校。
公衆の面前で子どもみたいに頭ポンポンされる高校生とか、恥ずかしすぎる!
「も、もう大丈夫だから!」
ベリっと蓮の手を剥がし、急いで自分の教室へと向かう。
それを見ていた蓮がどんな顔をしていたかも知らずにー。
「あ」
私は1組で、蓮は3組だった。
小学校も中学校もクラス替えがなかったから
別々になったのはこれが初めてだった。
「離れちゃったね…」
しゅん、と肩を落とすと蓮が頭をポンポンと慰めるように撫でる。
「休み時間、会いに行くから」
両手で顔を挟んで目を合わせて至近距離で蓮がニコッと笑う。
私が落ち込んでいるときにいつもやる仕草だった。
それにホッとする自分がいる。
「はっ!」
しかし周りがザワザワしだして、注目を浴びていることに気づく。
そうだ、ここは学校。
公衆の面前で子どもみたいに頭ポンポンされる高校生とか、恥ずかしすぎる!
「も、もう大丈夫だから!」
ベリっと蓮の手を剥がし、急いで自分の教室へと向かう。
それを見ていた蓮がどんな顔をしていたかも知らずにー。