不良男子と私の話。
親の存在
私が奏の支えになる!
と、決めて付き合ったのにも関わらず…湊が私の事を支えてくれてる気がする。
いつも、笑わせてくれて…感謝。
毎日、一緒にいてくれてありがとう。
ある日の土曜日ー
「今日会えない、ごめん」
と、
LINEが入った。
珍しい…どうしたんだろう。
心配だったけど、仕方なかった。
昨日は普通だったから、何かあったのかな。
たまにはこういうこともあるよね…
前向きに考えるものの寂しくて仕方なかった。
会えない時間がこんなにも、長く感じるとは思いもしなかった。
『わかったよ〜大丈夫?』
「明日は会おうね」
『会いたい』
湊に会わない土曜日が久しぶりすぎて、何をすればいいかわからなくて…親の美容院に行ってお仕事を手伝っていた。
「今日、湊くんと会わないの?」
『会えないって』
「そうなんだ、寂しいね」
『寂しい〜』
これ以上、湊の話をすると寂しくなるから辞めましょう。
いつの間にか…
湊がいる生活が当たり前のようになっていた。
毎日の生活が当たり前でない事を感じた一日だった。