不良男子と私の話。
『奏、おはよう』
起きたら、奏が隣にいてくれていた。
幸せすぎる。
毎日、寝る時も起きた時も隣にいてくれたらいいのに…
『おはよう、奏』
「紗良、こんな可愛かったっけ?」
と、
言って何度もキスをしてきた奏。
昨日出来なかった分まで、してる感じ…
激しくて色々な事が始まってしまいそうだった。
そんな奏に『昨日どうしたの?』と聞いてみたけど「寝たくて…」と誤魔化された。
嘘にも程がある…
それに、わかりやすぎた。
『え?違う女の人と遊んでたの?』
「違うわ」
『教えて』
「真剣にちゅして」
『教えてくれたらしてあげる』
「してくれたら教える」
『なんでよ』