不良男子と私の話。
教室に戻るのが、凄く憂鬱だった…
いたって、どうせ寝ているだけ。
なら、いない方がこちらとしては嬉しい。
友達は、教室までの道のりさえ盛り上がって楽しそうだった。
楽しくないと思うのは私だけ?
こんな、楽しく盛り上がれる友達に席を譲ってあげたいくらい…
教室に戻ると案の定、転校生はいなかった。
「いない」と、賭けた友達は大喜び。
その一方で、
「いる」と賭けた友達はガッカリしていた。
こんな事で、こんなに盛り上がれる何て羨ましい…