不良男子と私の話。
「隠さず話をしてくれてありがとう。」
と、
言うとパパは話を続けた。
「私たちも、世間一般より早めに子どもを産んでいて正直、金銭的にも大変だった。だから、あんまり賛成はしたくないけど…赤ちゃんを下ろせ!と声を張るのも嫌です。大変だと思いますが責任を持って頑張ってください。」
「ただ、紗良必ず高校は卒業してください。それが産む条件」
いつもふざけているパパからしたら、厳しい言葉だけど…最高に優しい言葉に感じた。
こんな早く、おばあちゃん、おじいちゃんにするつもりはなかったけど…
数年後、数十年後、
親孝行出来るように、頑張ろう。
それと、産む条件の一つ。
高校をきちんと卒業できるようにこれからも気を抜かず頑張っていきたい。
今日は、忘れられない日になりそう。
忘れられない日ではなく、忘れちゃいけない日。