不良男子と私の話。
行きも帰りも湊がいてくれて、幸せすぎる。
手を繋いでいる事が出来て、幸せすぎる。
幸せをありがとう。
ずっとずっとこんな日々が続きますように…
と、
思い続けた。
思い続けたら、現実になるかなって思ったけど…ならなかったみたいだ。
着々と、時間が進んでいた。
時に時間は残酷で、待ってくれない…
とうとう今日で湊と制服を着てここに来るのは最後になってしまった。
何か、
考え深くて…朝から泣きそうだった。
思い返したら、キリがないけど…中学2年の夏休み終わりに転校生としてやってきた湊。
最初は、
ウザすぎてどうなることかと思ったけど…
段々と惹きつけられて…気づいたら湊に対して好きという感情を持っていた。
けど、今考えても湊を好きになって後悔は一つもない。
少しでも、
私と一緒にいて幸せだと思ってくれたかな。
私を選んで良かったと思ってくれたかな。
私と話して楽しいと思ってくれてくれたかな。