世界でたった1人の君へ


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陸に続いてシャワーを浴び
ベッドルームに戻ると陸がベッドで待っていた


「なんかあったか今日は」

「別に、陸に会いたくなった」

思ったことを口にすれば
陸がすぐさま反応する


「思わせぶりなこと言うのやめろって
この前も言っただろ」

「別に思ったこと言っただけ」

「まあいいわ」

そう言うとベッドに私を押し倒し
見下ろしてくる。


「愛してる」

「…知ってる」


少しの間が空いたあとキスが落とされる
優しく触れるような甘いキス。

それを合図に私は陸に身を委ねた。





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