【コミカライズ】黒騎士様から全力で溺愛されていますが、すごもり聖女は今日も引きこもりたい!
「いいえ。ルルーティカ様が団長を指名されたのには、やむにやまれぬ理由がありますから。団長がルルーティカ様の可愛らしい手を包んでいるのが憎いとか、腰に添えている手を切り落としてやりたいとか、思いっきりヒールで足を踏まれてしまえばいいなんて思っていません……決して……」
ノアが剣に手をかけたので、ヴォーヴナルグは両手を挙げた。
「臨戦体勢に入るな、コラ。ルルーティカ王女、今日はここまででいいか? このままじゃ切られちまう」
「はい。ありがとうございました」
ヴォーヴナルグを玄関まで送ったルルは、隣に立ったノアに話しかけた。
「団長が味方になってくれて良かったわ。ダンスも何度か練習もしてもらえることになったし、おかげで転ばずに済みそうよ」
「…………ルルーティカ様」
ノアは、ルルの手をぎゅっと握った。
ノアが剣に手をかけたので、ヴォーヴナルグは両手を挙げた。
「臨戦体勢に入るな、コラ。ルルーティカ王女、今日はここまででいいか? このままじゃ切られちまう」
「はい。ありがとうございました」
ヴォーヴナルグを玄関まで送ったルルは、隣に立ったノアに話しかけた。
「団長が味方になってくれて良かったわ。ダンスも何度か練習もしてもらえることになったし、おかげで転ばずに済みそうよ」
「…………ルルーティカ様」
ノアは、ルルの手をぎゅっと握った。