禁忌は解禁される
「キャッ!!ちょっ…颯天!?下ろして!!」
「……るせよ…一颯もアイツも、俺を甘く見すぎてんだよ!」
「颯、天…」
「若!?」
町野達の制止も聞かずそのまま、一颯がさっきまでいたスイートルームに連れて行かれた。
スイートルームに着き、ベッドに下ろされ組み敷かれる。
「もう…可愛い颯天じゃないよ…?」
颯天の長い指が、一颯の口唇をなぞる。
「本気で、アイツと一緒になるつもりなの…?」
「そ、そうだよ…!」
「俺を捨てるの…?」
「捨てるって……七夜さんと結婚しても、颯天は弟でしょ?会えなくなるわけじゃないし……」
「狡いよね……。
一颯って!」
「は?」
口唇をなぞっていた手が、首筋に動き服のボタンにかかる。
「成人したら、自分の道は自分で決めろっつたよね?
親父と“姉ちゃん”俺の覚悟に従うって!
なのに決めたら、姉ちゃんは見合いをして結婚って狡いよ!
それに俺のことこんなに好きなくせに、他の男と結婚してこんなことさせんの?」
少しずつボタンが外され、脱がされていく。
「んん……」
「ほらっ!俺に少し触られただけで、こんなに反応してる……
俺の心を掴んで放さないくせに、自分はこんなこと俺以外の人間とすんの?」
あっという間に脱がされ、颯天の手が身体に触れる。
もう一颯の身体は知り尽くされていて、敏感なとこを触られ弄ばれる。
「そんなに俺を捨てて結婚したいなら、ちゃんと俺の目を見て振ってからにしろよ!
ほらっ!
目、見て?」
颯天の目を見る。
「颯天なんか………」
「俺なんか?」
「だいき……」
“大嫌い”なんて、言えるわけない。
だって、大好きだから…………
好きすぎて、どうにかなる━━━━━
一颯は、颯天の目を見てられなくて目をそらす。
「……るせよ…一颯もアイツも、俺を甘く見すぎてんだよ!」
「颯、天…」
「若!?」
町野達の制止も聞かずそのまま、一颯がさっきまでいたスイートルームに連れて行かれた。
スイートルームに着き、ベッドに下ろされ組み敷かれる。
「もう…可愛い颯天じゃないよ…?」
颯天の長い指が、一颯の口唇をなぞる。
「本気で、アイツと一緒になるつもりなの…?」
「そ、そうだよ…!」
「俺を捨てるの…?」
「捨てるって……七夜さんと結婚しても、颯天は弟でしょ?会えなくなるわけじゃないし……」
「狡いよね……。
一颯って!」
「は?」
口唇をなぞっていた手が、首筋に動き服のボタンにかかる。
「成人したら、自分の道は自分で決めろっつたよね?
親父と“姉ちゃん”俺の覚悟に従うって!
なのに決めたら、姉ちゃんは見合いをして結婚って狡いよ!
それに俺のことこんなに好きなくせに、他の男と結婚してこんなことさせんの?」
少しずつボタンが外され、脱がされていく。
「んん……」
「ほらっ!俺に少し触られただけで、こんなに反応してる……
俺の心を掴んで放さないくせに、自分はこんなこと俺以外の人間とすんの?」
あっという間に脱がされ、颯天の手が身体に触れる。
もう一颯の身体は知り尽くされていて、敏感なとこを触られ弄ばれる。
「そんなに俺を捨てて結婚したいなら、ちゃんと俺の目を見て振ってからにしろよ!
ほらっ!
目、見て?」
颯天の目を見る。
「颯天なんか………」
「俺なんか?」
「だいき……」
“大嫌い”なんて、言えるわけない。
だって、大好きだから…………
好きすぎて、どうにかなる━━━━━
一颯は、颯天の目を見てられなくて目をそらす。