オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
「まぁ、今は月始めだし、日替わりの実務中心だよな…時間あるだろ?今村主任」
「…染中は私達経理課の期待の星よ…どうして…社長秘書なんかに推薦するのよ!!栗原さん」
「もう、これは決定事項だ…嫌なら、退職届を書くしかない…時間があるかないか…はっきり言ってくれ。俺はそれが訊きたいだけだ」
社長は横暴な性格だと訊いたけど、まさかここまでとは…
「ないわよ!!」
「分かった…ないなら…いい…」
栗原さんは主任の言葉を吞んで、踵を返す。
「ちょっと、待って下さい!!栗原さん」
私は彼の腕を掴んだ。
掴んだ腕には飲み口の開いた缶コーヒー。
その掴んだ拍子に缶の飲み口からコーヒーの液体がこぼれ、彼の白いYシャツとネクタイを汚した。
「…染中は私達経理課の期待の星よ…どうして…社長秘書なんかに推薦するのよ!!栗原さん」
「もう、これは決定事項だ…嫌なら、退職届を書くしかない…時間があるかないか…はっきり言ってくれ。俺はそれが訊きたいだけだ」
社長は横暴な性格だと訊いたけど、まさかここまでとは…
「ないわよ!!」
「分かった…ないなら…いい…」
栗原さんは主任の言葉を吞んで、踵を返す。
「ちょっと、待って下さい!!栗原さん」
私は彼の腕を掴んだ。
掴んだ腕には飲み口の開いた缶コーヒー。
その掴んだ拍子に缶の飲み口からコーヒーの液体がこぼれ、彼の白いYシャツとネクタイを汚した。