オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
「まぁ、二人の仲たがいの原因は小畑さんらしいな」
「・・・」
「入社当時、栗原は耶刃とは部下と上司の関係だったらしい…アイツは医大卒だし、MRとしての営業成績はめちゃめちゃ良かったようだな…」
「・・・へぇーっ…」
ずっと同じ会社に居たのに…
営業部だったら、廊下を挟んで同じ階の奥。
きっと栗原さんとも会っていたと思うけど。記憶になかった。
まぁ、ともかく仕事をしていればいいんだと思い、仲良くなったのは教育係の主任だけ。他の経理課の人達とも最低限度のお付き合いしかしなかったもんね。
「お前…今…栗原のコト考えてるだろ?俺と居るのに、他のオトコのコト考えるなよ…」
「栗原さんの名前…だして来たのは祐早斗さんでしょ?」
「そうだけど…」
「俺と居るんだ。俺のコトを考えろっ」
そう言って獣耳を立てて、私を布団の上に押し倒した。
「・・・」
「入社当時、栗原は耶刃とは部下と上司の関係だったらしい…アイツは医大卒だし、MRとしての営業成績はめちゃめちゃ良かったようだな…」
「・・・へぇーっ…」
ずっと同じ会社に居たのに…
営業部だったら、廊下を挟んで同じ階の奥。
きっと栗原さんとも会っていたと思うけど。記憶になかった。
まぁ、ともかく仕事をしていればいいんだと思い、仲良くなったのは教育係の主任だけ。他の経理課の人達とも最低限度のお付き合いしかしなかったもんね。
「お前…今…栗原のコト考えてるだろ?俺と居るのに、他のオトコのコト考えるなよ…」
「栗原さんの名前…だして来たのは祐早斗さんでしょ?」
「そうだけど…」
「俺と居るんだ。俺のコトを考えろっ」
そう言って獣耳を立てて、私を布団の上に押し倒した。