オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
祐早斗さんも私と同じで緊張していた。
彼も緊張しているんだと分かり、私の緊張の糸も少しずつ解れていく。
私達は互いに微笑み合い、同じタイミングで唇を寄せ合い、キスする。
そして、指と指を絡め合わせて強く抱き合った。
絨毯の上はカオスだけど、私の瞳には彼の顔しか見えていない。
私達は一子纏わぬ姿となり、彼は私の肌に遠慮がちに触れて来る。
「美苑は初めてか?」
「あ…うん。分かった?」
「あぁ。あのさ・・・胸の手どけてくんない?」
「あ…何だか…恥ずかしくて…」
「…恥ずかしいのは…分かるけど…俺はお前に触れたいんだ…」
私は恐る恐る胸の手をどかした。
「ありがとう…」
そう言うと、彼は私の胸の谷間に顔を埋め、唇を強く押し付けた。
チクリと感じる痛み。
首筋に彼の唇の証を付けられた時と同じ痛みだった。
―――彼は再び、私の白い肌に自分の刻印を押し付ける。
彼も緊張しているんだと分かり、私の緊張の糸も少しずつ解れていく。
私達は互いに微笑み合い、同じタイミングで唇を寄せ合い、キスする。
そして、指と指を絡め合わせて強く抱き合った。
絨毯の上はカオスだけど、私の瞳には彼の顔しか見えていない。
私達は一子纏わぬ姿となり、彼は私の肌に遠慮がちに触れて来る。
「美苑は初めてか?」
「あ…うん。分かった?」
「あぁ。あのさ・・・胸の手どけてくんない?」
「あ…何だか…恥ずかしくて…」
「…恥ずかしいのは…分かるけど…俺はお前に触れたいんだ…」
私は恐る恐る胸の手をどかした。
「ありがとう…」
そう言うと、彼は私の胸の谷間に顔を埋め、唇を強く押し付けた。
チクリと感じる痛み。
首筋に彼の唇の証を付けられた時と同じ痛みだった。
―――彼は再び、私の白い肌に自分の刻印を押し付ける。