オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
相馬社長と美苑さんの挙式は無事に終了して、中庭での披露宴が始まった。
「栗原…ありがとう…」
「貴方にしては素直な言葉ですね・・・」
「俺は心の底から感謝しているんだ…栗原…」
「はいはい…」
「今度は貴方の番ですね…」
「俺はまだ・・・無理だ・・・お前こそ…」
「・・・俺だって無理です…これから無職になるし…」
「『ソーマ』を辞めるのか?」
「・・・今度は貴方の秘書として雇ってくれませんか?」
「俺の秘書!?」
「・・・ダメですか?」
「・・・転職先がないなら…雇ってやってもいいが…相馬家への復讐はいいのか?」
「・・・俺が復讐を続ければ…目の前で幸せそうにしている二人に迷惑が掛かります…」
「栗原…」
「俺も前に進まないと…」
俺の中で止まっていた時計の針は相馬社長と美苑さんの結婚で動き出した。
(完)
「栗原…ありがとう…」
「貴方にしては素直な言葉ですね・・・」
「俺は心の底から感謝しているんだ…栗原…」
「はいはい…」
「今度は貴方の番ですね…」
「俺はまだ・・・無理だ・・・お前こそ…」
「・・・俺だって無理です…これから無職になるし…」
「『ソーマ』を辞めるのか?」
「・・・今度は貴方の秘書として雇ってくれませんか?」
「俺の秘書!?」
「・・・ダメですか?」
「・・・転職先がないなら…雇ってやってもいいが…相馬家への復讐はいいのか?」
「・・・俺が復讐を続ければ…目の前で幸せそうにしている二人に迷惑が掛かります…」
「栗原…」
「俺も前に進まないと…」
俺の中で止まっていた時計の針は相馬社長と美苑さんの結婚で動き出した。
(完)