オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
「止めておけっ。華さんがキレイなのは認める。知可子ママの娘だからな。遊びなら、ともかく・・・ホステス相手に本気とか…正気か?祐早斗」
「本気だ。ひと目惚れだ…」
耶刃は前髪を掻き上げ、呆れた表情になった。
「ともかく…華さんとは遊びで留めるんだ…お前は相馬家本家の人間。何れ当主になるんだ…ホステスを嫁に貰うと言えば、一族総出で反対するぞ!!会長だって同じだ」
耶刃は強い口調で言い放った。
「常務のお相手の小畑さんはいいんですか?」
「小畑?」
何処かで訊いたコトある名前だ…
ずっと沈黙していた濱部社長が問いかけた。
「確か『ソーマ』は社内恋愛は禁止のはず・・・」
「あ…『秘書課』室長か…耶刃…小畑さんと隠れ恋愛してるのか?」
「それは…俺のコトよりも…祐早斗のコトだ…」
耶刃は自分の立場を弱くなった途端、口を噤んでしまった。
「本気だ。ひと目惚れだ…」
耶刃は前髪を掻き上げ、呆れた表情になった。
「ともかく…華さんとは遊びで留めるんだ…お前は相馬家本家の人間。何れ当主になるんだ…ホステスを嫁に貰うと言えば、一族総出で反対するぞ!!会長だって同じだ」
耶刃は強い口調で言い放った。
「常務のお相手の小畑さんはいいんですか?」
「小畑?」
何処かで訊いたコトある名前だ…
ずっと沈黙していた濱部社長が問いかけた。
「確か『ソーマ』は社内恋愛は禁止のはず・・・」
「あ…『秘書課』室長か…耶刃…小畑さんと隠れ恋愛してるのか?」
「それは…俺のコトよりも…祐早斗のコトだ…」
耶刃は自分の立場を弱くなった途端、口を噤んでしまった。