オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
俺と濱部社長で今日も『泡沫』に足を運んだが、華の姿はなかった。
「久方振りですね。濱部社長」

知可子ママが自ら俺と濱部社長を接待してくれた。

俺は知可子ママを見つめ、華と似た部分を探す。

「あらあら、相馬社長そんなに見つめられたら、テレますわ」

「…お前の目当ては華さんで知可子ママじゃないだろ?」

濱部社長が俺を睨みつける。

「それよりも濱部社長、少し痩せましたね…お仕事忙しいんですか?」

「まぁね…」

「そう・・・」

「知可子ママ、そんなに心配しないでください…また、おカラダ悪くしますよ…」

「貴方の心配もさせてくださいな…濱部社長」


知可子ママは俺を放置して、濱部社長とばかり話をする。
完全に二人の世界だ。

――――そっか…濱部社長は熟女好みなのか…
華と仲がいいのは…知可子ママとの仲を隠す為に。



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