オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
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俺と濱部社長は栗原が頼んだルームサービスで朝食を共にした。
「相馬社長はヤツの正体を知ってて、秘書に付けてるのか?」
「俺が付けたワケじゃない…親父が雇った秘書だ…」
「栗原は夜の世界では有名な情報屋だ。殺し以外のコトなら…何でもするぞ」
「そうなのか?」
俺の背後に控えていた栗原に問いかけた。
「はい…濱部社長の言う通りです…」
彼は抑揚のない低い声で返した。
「どうせ姑息な手段で相馬会長に取り入って、秘書になったんだろ?」
「その通りです…」
今度は不敵な笑いを添え、返す。