ポエム集1「木漏れ日の朝日」
「雨の時も無茶をした」

今とは違う時代の二人でも
今と同じような行動をしていた

今日は全国各地で雨模様
折り畳み傘があると…

こんな天気で思い出したのは
二人が好きな雨の日の記憶

なんで君は雨の日に限って
僕を外に連れ出すの

傘を持たない二人だけど
暗い星空の日の記憶よりも
少しだけ明るかった
だから思ったんだよ

僕たちは雨に守られて
誰もいない土砂降りよ

駆ける速さを競うでも無く
何かの感情が君を追いかけて
たまに鳴る雷に平常心を装って
今も笑って異常な程の冷静を志願
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