キミのためならいくらでも!!【完】
運命?偶然?ハプニング?
「んん…、朝……?」


ぴぴぴっ、と聞き慣れたアラームで目を覚ました私は

まだ寝起きでだるい身体を無理やり起こした。


天羽七瀬[アマウ ナナセ]

去年、地元から上京してきて1年

今年からは高校2年生だ。


「ねっむい…、」


ひとり暮らしのアパートに

自分だけの声が響く。

この生活にもだいぶ慣れてきたけれど

やっぱりまだ1人の朝は寂しい。

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