キミのためならいくらでも!!【完】
「私いっつも自分のとこしか見ないから…、」


自分の試験の結果が下がっていないか気にするだけで精一杯で

他の人の試験の点数なんか、気にしたことがなかった。

みんなある程度勉強ができるのは知ってたけど、まとめノートなんか作ってるんだ。


「……あ。でも、私らのグループの中では七瀬がダントツだよ。」

「え、そうだっけ?」

「いっつも上位3名には入ってるじゃんー、」

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