キミのためならいくらでも!!【完】
『………悪い、ちょっと強引だったな、』

「そ、そんなことないですっ。嬉しいです、」


ありがとうございます、と私が言うと

ん、と染夜くんの声が聞こえた。


「楽しみにしてます、コンサート。」

『おう。ステージから絶対見つけるから、目ぇ離すなよ?』

「は、はいっ。瞬きしないでみます!」

『ふはっ、それはだめだろ、』


目ぇ痛くするぞ、と染夜くんは笑いながら言った。

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