キミのためならいくらでも!!【完】
1件は染夜くんからで

気づかないうちにもう1件、美海からもメールがきていた。


「もう来週かあ、」


染夜くんからのメールには

来週のコンサートの控え室の部屋番号と

朝の待ち合わせの時間が書かれていた。


「こんな贅沢、ほんとにいいのかなぁ…、」


他のファンの人達は

必死にチケット取って朝から並ぶんだろうな

そんなことを考えると

やっぱり少し申し訳ない気持ちになった。
< 215 / 942 >

この作品をシェア

pagetop