キミのためならいくらでも!!【完】
大体、ファンの女の子達は

俺達のことを恋愛的な意味としても好きなタイプか

アイドルとしての俺らを純粋に好きだと言ってくれているタイプの

2種類に分けることができる。

天羽は、今俺が見る限り完全に後者だ。


『意外と手強いんじゃないー?』

『……うるせぇ、関係ねーよそんなの、』


好きにさせるに決まってんだろ、と自分に言い聞かせるように呟くと

ヒューヒュー、と湊は小学生のように俺を冷やかしていた。


-飛雄side end-

< 286 / 942 >

この作品をシェア

pagetop