キミのためならいくらでも!!【完】
「お、お邪魔しますっ…、」

『ふっ…、相変わらず七瀬は慣れないなー、』


もう何回も来てんだろ、と染夜くんは笑うけど

何回出入りさせてもらったって、染夜くんの家に入る時は

毎回緊張する。


『コーヒーにする?…あ、この前美味そうな紅茶もらったから、それいれるか、』

「あ、はいっ…、」


今までコーヒー豆が多かった染夜くんのお家のキッチンには

最近紅茶の葉が増えてきたような、気がする。
< 435 / 942 >

この作品をシェア

pagetop