キミのためならいくらでも!!【完】
『座ってな、すぐできる、っと…、』


ピンポーン、と家のインターホンが鳴って

染夜くんは慌てて

下のオートロックを解除した。


『……来んのはやすぎだろ笑』

「ふふっ…、まだ10分は経ってないですよね、」


私が笑うと

だよなぁ、と染夜くんも苦笑いした。


しょうがねぇから湊の分も入れてやるかー、とカップを1つ増やしたところで

がちゃ、と玄関のドアが開いた音がした。
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