キミのためならいくらでも!!【完】
「ベッドで寝た記憶なんかなかったから、」

「七瀬しょっちゅう座ったまんま寝てるんだから、たまにはちゃんと横にならないと。」

「よ、夜はちゃんとベッドで寝てるから大丈夫だよ。」


私が言うと

それならいいんだけど、と美海は呟いた。


「あっ!七瀬起きたー?」

「うん。ごめんねベッド占領しちゃって、」

「そんなの全然いいって!」


気にしすぎー、と光希はバスタオルで髪を拭きながら

ぎゅーっと私に抱きついた。
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