キミのためならいくらでも!!【完】
「あ、あの、お母さん。」

「んー?どうしたのー?」

「夕飯、すごく美味しかったです。」


キッチンで洗い物をしている光希のお母さんは

私がそう言うとにっこり笑って

よかった、と言った。


「またいつでも来てね、」

「はいっ、」


七瀬ちゃんが来ると光希いつもよりもっと嬉しそうだから、と

すごく優しそうな顔をして言う光希のお母さんを見て

あぁやっぱりそっくりだ、と私は思った。
< 76 / 942 >

この作品をシェア

pagetop