キミのためならいくらでも!!【完】
光希や樹、蒼もだけど

高校3年間の中で

嬉しい時も、つらい時も、悩んでる時も

どんな時の私も1番傍で見ててくれたのは

多分美海で。

あの日、美海が私に声をかけてくれなかったら

私の未来はまた変わってた。


「ありがとう。いつも、そばにいてくれて。」

「あったりまえじゃん。七瀬はだいっじな私の友達だからね、」


ほら行くよー、と美海に手を引かれながら

私は涙が零れ落ちないように

道の両脇に咲く、満開の桜を見上げた。


【fin】
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