キミのためならいくらでも!!【完】
「よ、弱いっていうか、まだちゃんとは飲んだことないんだよね…、お酒。」


二十歳になってすぐ

家で一口だけ飛雅くんのお酒をもらったことはあったけれど

それ以外はほとんど飲んだことがないような気がする。


「相変わらず過保護だねー、染夜さん、」

「そ、そうかな?」

「お仕事休みの時は絶対迎えに来るし、七瀬飲み会とかも参加したことないもんね。」


飛雅くんは今でも

お仕事が午後からの時は大学まで送ってくれたり

少しでも私と一緒にいる時間を大切にしてくれる。
< 886 / 942 >

この作品をシェア

pagetop