キミのためならいくらでも!!【完】
「あ、じゃあ私の家、来る…?」

「え、七瀬んち?」


大丈夫なの?と不安そうな顔をする美海に

私はこくり、と頷いた。


「この前も飛雅くん言ってたよ、秋谷さん元気?って。私が美海の話ばっかりするから、」

「そ、それならいいけど…。じゃあ、お邪魔させてもらうね、」


染夜さんのマンション行くのなんか高校の時ぶり、と

少し緊張した様子の美海が面白くて

私はぽん、と隣に並ぶ彼女の肩を軽く叩いた。
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