キミのためならいくらでも!!【完】
「ふふっ、先輩二十歳の誕生日お祝いしてくれたじゃないですか、」

「そーだけどさー。なんか想像つかなくて、」


私の中ではずっと可愛い後輩だからさ、と先輩は私の頭を撫でると

楽しんでね、とレジの方へ戻っていった。


「七瀬ー、どれ買うか決めたー?」

「ま、まだ!美海、おすすめとかある…?」


お酒が飲める歳になったといっても

こーゆーコンビニの缶酎ハイはまだ一度も飲んだことがないわけで。

ぱっと見ジュースと変わらないような気もするけど、どうなんだろう…?

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