初恋は、太陽の様に明るく、遠い君
熊沢さんに初めて会った時から、
早くも1ヶ月が経った。

熊沢さんがいると、時間が速く
感じて、とても幸せだった。

でも、こっちを
見ていないのは分かってて、
それでも見てしまう…あぁ、もうやだー!


「沙希!早く行くよ!」

「え?」

「え?じゃないよ〜次、2年生との合同で
 体育祭のダンス練習するじゃん!」

「あぁー!忘れてた」


2年生と合同だけど、熊沢さんとは、
違うチームだから、あんまり
見れないんだよね…


移動中

「でもさ、沙希もすごいよね、2番目に
 難しいαチームなんだから。」

「そんな事ないよ、Sチームの方が凄い
 じゃん。私以外の人、みんなSだし……」

「生徒会の人達?あれ?でも、沙希Sとαの
 差が凄いからって、上手い人落とすって
 言われたんじゃなかったの?」

「まぁ、そうだけどさ…私だけって、
 酷くない?」

「まぁね〜」


熊沢さんとも離れちゃったし!


「あ〜あ、ダンス楽しいけど、1人は
 悲しいよ〜」
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