私の片想い



終わったと言ってもすぐ好きを辞められるとかではない。


そんなある日、私の高校見学の話が家でされているとき、少し遠い高校にどうやって行こうかと言う話になった。


母「宏貴くんに頼めないかな?あ、でも夏休みだから学校行かないかな。」


ナイス母!

兄と宏貴くん、うちの母と宏貴くんの母が仲が良く、その上その学校に通っている他の兄の友達を母が知らなかったため、宏貴くんの名前が上がった。


兄「いや、学校は行くと思うけど、こいつとは行きたくないだろ。邪魔だし。
宏貴に申し訳ない。」


母「でも咲梨方向音痴すぎて一生たどり着けないかも。」


兄「それはそうだけど。」


母「お母さんからお願いしてみようか?」


兄「はぁ…。いいよ。俺から聞いてみる。」


もう今日はお兄ちゃんのため息も気にならん!

宏貴くんと会えるかも!小一時間一緒かも!!


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