君じゃなきゃ。


鋭いと感心したと同時に、メグミの口から健人の名前がすんなり出たことに驚いた。


やっぱり後ろめたいことは何もなかったってことだよね……?


……よし。

不安なら健人との飲みのこと聞いてみよう!



「メグミ!あのっ」


メグミに問いただそうとしたとき、


♪ピリリリリリッ♪


メグミの携帯が鳴った。


「あっ!ごめん!得意先からだ!」


そう言って少し離れたところへ行き電話に出た。


< 235 / 357 >

この作品をシェア

pagetop